本ブログポストは、Hubs Creator Labsに掲載された Community Edition Case Study: Quick Start on Google Cloud with AWS Servicesの日本語版です。日本語訳に加えて、筆者が有用と考えた情報を追記しています。
本文に入る前に軽く自己紹介。 私、やのせんは情報系学部の大学教員で、現在の主な専門分野は教育工学、特にVRやメタバースを活用した教育です。今回のCommunity Editionの前身であるHubs Cloudについては、操作方法などを追加したものを個人で運用して、実際の授業で活用してきました。
残念ながらHubs Cloudがディスコンになることを受けて、Community Editionに移行予定です。
今回のCommunity Editionでは新たにDockerやKubernetesといった技術が使われていますが、自分は使用経験が無かったので正直少々戸惑いました。それでも、上記のQuick Startを参考にして自分用のサーバーを設置出来ました。その経験を参考に、以下の日本語版を作成しています。ご活用いただければ幸いです。もし質問がある時は、Discord(yanosen_jp)かTwitter(現X)(@yanosen_jp)でメッセージください。分かる範囲でお答えします。
このステップバイステップガイドでは、AWSのRoute53とSimple Email Service (SES)を使用してGoogle CloudにHubs Community Editionのインスタンスを迅速にデプロイする方法を学びます。AWSサービスの操作に慣れており、Google Cloudのような新しいプラットフォームでHubsをホストする方法を学びたいHubs Cloudの利用者の方に最適なガイドです。
始めるにあたっては、Community EditionやKubernetesといった技術の基本情報とそれらがどのように連携して機能するかを理解することが重要です。既にこれらの情報を熟知している場合は、「デプロイメントの必要事項」という小見出しからチュートリアルを開始しても構いません。
"Mozilla Hubs" として知られる製品は、いくつかの強力なソフトウェアで構成されています。
例えば、ウェブブラウザで Hub を訪れた時、あなたは Hubsクライアントとインタラクションしています。
Hubsクライアント自体は、例えば以下のようないくつかの他のソフトウェアとやりとりします: