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本来であれば、メタバースとVRは別次元の概念なので、違いについて議論する必要はないのですが、「メタバース教育」と「VR教育」がほぼ同じ意味で使われていることが多いので、一応区別をつけておくことが必要かと思います。

VRもメタバースも、定義については議論が多くて難しいのですが、教育というコンテクストに限定するなら、以下のような考え方がわかりやすいかと思います。

まずVR、つまりVirtual Realityですが、Oxford Advanced Learner's Dictionaryによると、Virtualについて以下のような定義が書いてあります。

”(computing) made to appear to exist by the use of computer software, for example on the internet”

日本語に訳すと「コンピュータソフトウェアを使うことで、例えばインターネット上に、存在するように見せかける」。もっとシンプルに言えば、「コンピュータによって合成された存在」ということでしょうか。

なので、例えば初音ミクのようなVirtual Idolは、「コンピュータによって合成されたアイドル」とということです。

https://mobile.twitter.com/cfm_miku

https://mobile.twitter.com/cfm_miku

一方で、Realityの方は、同じくOxford Advanced Learner's Dictionaryには、以下のような定義が書いてあります。

“a thing that is actually experienced or seen, in contrast to what people might imagine”

日本語に訳すと、「人が想像するのとは違って、実際に経験したり見たりしたもの」ということです。なので、Virtual Reality、つまり**VRは「コンピュータによって合成される、実際に経験したり見たりできるもの」**ということになります。感覚、経験がキーワードであることに注意してください。

一方のメタバースですが、こちらはVR以上に定義が混乱していて困ります。もともとはNeal StephensonのSnow Crashという小説に出てくる言葉ですが、その中には明確な用語の定義が出て来ません。